プロの害虫駆除業者が行うゴキブリ駆除方法

プロの害虫駆除業者が行うゴキブリ駆除方法

プロの害虫駆除業者が行うゴキブリ駆除の特徴は、

生息状況や巣の場所を知るため丁寧に調査し、生態を把握して戦略的に行動するところにあります。

役割は3つあり、
1、駆除
2、侵入防止
3、再活防止

と、計画的に工程を進めていき、ゴキブリ完全駆除と再発や再度の侵入を防止します。

事前調査(インスペクション)では、発生源、侵入口、生息域、繁殖状況の正確に特定するところにあります。

調査方法は、室内・床下・天井裏・配管周辺などのチェック、糞・抜け殻・卵鞘・死骸の確認、ブラックライトや内視鏡カメラ、粘着トラップなどで生態を把握します。

主に判別される種類は、クロゴキブリ(屋外型)やチャバネゴキブリ(屋内型)などになります。

環境改善・封鎖措置(IPM: 総合的有害生物管理)

侵入経路の遮断
配管のすき間、通風口、換気扇、ドアの下などをパテ・金網・スポンジで封鎖

食物・水の除去
餌場になる生ゴミ、食器棚、ペットの餌などを除去

化学的処理(駆除作業の中心)

主な方法は3つあり、

⚫︎ベイト剤の設置
※ゴキブリの駆除効果が認められた医薬品を使用。ゴキブリが駆除剤と気付かない成分を選定し、苦味を抑えゴキブリが好む味にするとともに、水分を含ませジェル状にし、ゴキブリが食べやすいように工夫されたもの。

このベイト剤を、生息状況に応じて適切に設置します。また、このベイト剤は遅効性のため、殺虫効果が出るまでの間、他のゴキブリと接触を続け、ゴキブリの身体に付着したベイト剤や、フンに混ざったベイト剤を、他のゴキブリが喫食することで、駆除効果が広がります(ドミノ効果)。

主成分
フィプロニル、ヒドラメチルノンなど

設置場所
シンク下・冷蔵庫裏・壁の隙間・ガスレンジ付近など通り道や巣

⚫︎マイクロカプセル型殺虫剤の散布(残効性処理)

主に壁の隙間、巾木、排水管の裏などに殺虫成分を含む薬剤を低濃度で吹き付け、数週間から1か月以上効力が持続します

使用薬剤例
ピレスロイド系(安全性高い)、ネオニコチノイド系など

⚫︎くん煙・くん蒸(スペース処理)

大量発生時や空き家・飲食店などに適応します。(家屋ではあまり使わない)、フォグマシンによる霧状薬剤の拡散(ULV処理)、熱煙・冷霧・ガスなど環境に応じて使い分け

その他物理的駆除・掃除としてバキューム吸引でゴキブリを直接吸い取ったり、卵鞘(卵のカプセル)や死骸の回収、粘着トラップ(ゴキブリホイホイみたいなもの)設置で生息調査兼ねた継続監視 再発防止と定期点検 では、トラップ再設置→捕獲数の推移をモニタリングしたり、季節ごとに再施工(年2〜4回程度)したりする場合もあります。

ゴキブリ駆除にプロ業者を利用した方が良い理由は、

使用薬剤は資格が必要な薬剤もあり、その特性を熟知していることで、思わぬトラブル発生を防止する、生息確認範囲が素人よりも圧倒的に広く、対策も広い、また、面倒な作業をお任せし、根こそぎ退治したい、新たに住む部屋だけど駆除をお願いしたい、など多くのニーズに応えます。



Let's Share!

  • Twitter シェアアイコン
  • facebook シェアアイコン
  • はてなブックマーク シェアアイコン
  • Pocket シェアアイコン